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  3. お年寄りの健康管理

健康食

体力と気力の低下

年齢を重ねていくと、体力も低下していきますし、気力も若いころに比べて低下することは間違いありません。
無理をしたくても、体も心もついてこなくなるのが、当然のことなのです。
ですが、歳をとったということだけでも認めたくないのに、この体力や気力の低下は受け入れることができない問題となってしまいます。

体力や気力が低下したとしても、どうやって管理していくかが大切なことです。
体形も変わっていきますし、臓器の機能も低下していきます。

心拍も弱くなっていくことは間違いのないことで、その割に心筋が肥大していくことになるでしょう。
加齢とともに動脈硬化のリスクが高まり、栄養の供給も少なくなってしまうのです。
これが更なる機能低下につながっていくのですから、管理をしなければどんどん体力が落ちていくことになります。

精神的な部分も重要です。
体力が落ちていくと、気力も低下し悲観的な気分になっていってしまいます。
これに拍車をかけるのが、視力や聴力の低下で、社会的にも取り残された感じになってしまうのです。

孤立している気分にもなり、精神的にさらに低下させることにつながります。
考えがまとまらなくなったりすることも出てくるため、負のスパイラルを起こしていくのです。

生活を維持していくことができるように

高齢になるにつれ、健康管理はとても重要な意味を持ちます。
長寿でいられることは大切ですが、これも健康管理という手段があるからこそ、重要で大切なものとなるでしょう。

基本として考えなければいけないのは、日常の生活を維持できるかどうかです。
規則正しい生活をしながら、十分に睡眠もとるようにしていかなければいけません。
どうしても、短時間で目覚めてしまうことも出てきますが、あまりにひどい場合には医師の診断を仰ぐことも大切でしょう。

食生活の面では、高齢者特有の問題を考えながら、予防していくことが必要です。
どうしても体力は落ちていくのですから、補えるようにしていかなければいけません。

一般的には、品目数を数多く摂取することといわれますが、これは簡単なことではないでしょう。
そこで必要になるのは、調理法を多様化することです。
いろいろな方法で調理することによって、多くの食品を取りやすくなりますし、高齢になっても食べやすくなるのです。

そのうえで、軽い運動習慣を採り入れることができれば一番でしょう。
肉体的にも精神的にも、軽い運動をすることによって予防することができるようになります。
ちょっと歩いたりするだけでも効果は出てきますので、健康管理の中の一つとして考えていかなければいけないことなのです。