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  3. 協力し合う仕事

介護には多くの人間の力がいる

介護の仕事を考えた場合、一人では進めることができません。
多くの人を見ることになるというだけではなく、一人ですべてを抱えるわけではないのです。

介護という仕事に、何か決められたゴールは存在しないでしょう。
その中で、さまざまな案件にむかい、対応していくことが求められます。
それには、一人ではなく、多くの人間の協力の中で、知恵を出し合い、経験したことを活用しながら行っていかなければ対応していくことができないのです。

お互いを認識すること

介護職と一口に言っても、さまざまな仕事が存在します。
日常生活の支援ということもありますし、排泄処理などもしていかなければいけません。
一人での対応には限界があり、複数の人間で対応を考えていかなければいけないのです。

忙しい場面に遭遇することがあります。
手も放すことができないこともあるでしょう。
そんな時でも、協力し合うことで乗り切ることができるのです。

施設によっては、医師や看護師もいることがあります。
一人で対応できないようなことでも、こうした専門職であれば対応できることもあるでしょう。
お互いがどんな仕事をこなしていくのか、その役割を認識していれば、より良い結果に導くことができるようになるのです。

介護の仕事の場合、信頼関係ということが大切になります。
これは、何も要介護者との関係だけを表しているわけではありません。

職員間でも信頼関係を築いていくことができなければ、うまくいかなくなってしまいます。
膨大な仕事量を抱え、一人でこなしていくことができなければ、残業はどんどん増えることになるでしょう。
だんだんと関係は希薄になり、介護の仕事としてもうまくいかなくなっていくのです。

より良い職場環境をつくるためにも

プロとしての仕事を考えた場合、大事なことはしっかりと仕事をこなすことです。
そのためにも、連携は欠かすことができず、協力し合っていかなければいけないでしょう。
コミュニケーションをはかり、よりよい状態にしていくことで、失敗もしないで済むようになります。

こういった状況を学び、作り上げていくことができるのも、介護の仕事の特徴です。
スキルを学び、保険制度に対する理解を含め、資格を取得していくことも介護には重要なことですが、それ以上により良い職場環境をつくることが必要になります。
組織形成をするだけの協力関係が築けるようになれば、介護の仕事はどんどんとうまくいくようになるでしょう。

笑顔を絶やさず、声掛けをすることができるようになるためにも、職員のみんなで協力することが必要になるのです。
こういった人間関係を学ぶことができるのも、介護職の魅力の一つであるといえるでしょう。