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  3. 東大卒の介護職の話

介護用ベッド

東大と言えば日本でもトップの大学。東大を卒業して介護の職場で働く人が居ます。

日本有数のトップ大学を卒業したにもかかわらず、なぜ介護の道を選んだのでしょうか。その理由、やりがい、働き方について調べてみました。

参考:東大卒の介護職。「東大行ったのに何で?」を超えて探る

東京大学を出て一般企業でなく敢えて介護職として働く人の理由

東大を卒業して介護職を選んだ理由には、特別な理由があるに違いない、周囲の反対はなかったのか、と思うかもしれません。その理由が哲学的なのです。彼が学んでいたのはインドの歴史。中学生の頃からインドに興味をもったのがきっかけです。

介護にかかわるようになったきっかけは、1年生の時のサークル活動だそうです。ボランティアを選んだ理由はなんと「何と無く面白そうだから」とのこと。継続して介護の仕事をしているうちに介護福祉士も取り介護の道で働いているそうです。17年間介護の仕事を続けられる理由には元々歴史に興味があったからだそうです。歴史の中では違った価値観がぶつかり合います。それが、歴史の面白さでもあります。「介護の現場も歴史の縮図で色んな価値観がぶつかっているからこそ面白い」とのこと。

「介護の現場にいると、ちょっとした価値観のぶつかり合いが、民族や文化と同じくらい面白い。」と彼は言います。

価値観のちょっとした衝突は多民族でなくとも起こるもの。彼が17年間介護の仕事を続けられる最大の理由は、日常に存在するさまざまな価値観の違いに興味があるからだといえるでしょう。

やりがい

介護のやりがいは、介護を利用する人と、介護を提供する人間の間でのやりとりでしょう。相手がしてもらいたいことと、介護をする人の価値観の相違が合致し、お互いに喜びあえることです。価値観の相違が一致したとき介護をしていてやりがいを感じるときに違いありません。

働き方

介護士の働き方は「正社員」「契約社員」「派遣社員」「パート・アルバイト」の4つの選択肢があります。東大を卒業して介護の道に進んだ彼は「パート・アルバイト」からボトムアップをして今に至るようです。介護は「誰にでもできる」と思われがちですが、現場をより良くしようと知識を高めている人たちも東大卒の彼の周りには少なくないそうです。

介護は専門性に特化している分野です。とことん極めたいと思う人にとって、どんな働き方であれやりがいがある仕事でしょう。17年間介護を続けている彼も、介護のあるべき形をまだ模索中とのこと。介護の需要が高まる中、ひとり一人がこれから起きる問題にどう向き合えるのか解決の糸口を見つけようとする姿勢はほぼすべての職業に言えることではないでしょうか。

東京大学って介護を学べるの?

東京大学といえば医学科や法学部などが有名ですが、中には「健康総合科学科」という福祉や看護に関する学科が存在します。介護の負担を軽減する、新たな医療技術や治療システムの開発に注力する傍ら、介護福祉士の資格を取得を目指すことも可能です。

ちなみに、東京大学をはじめとした都内の大学は、学校がマンションや寮を所有するケースが多く、地方や海外から学びに来る学生に利用されています。介護士を目指すために上京をして、そのまま都心部で就職先を探したいという人にもおすすめです。

参考:学生マンションドットコム|東京大学生のための学生マンション

もちろん、学校に通わずとも介護士の資格取得に挑戦することは可能ですが、独学の場合は資格取得に実務経験が必要となってくる点には注意が必要です。