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  3. 介護士の転職で重要視するポイント

人間関係でストレスを溜めないかかどうか

介護士として転職先を探すときには、いろいろな点に注目して候補を選んでいく必要がありますが、その一つの大事なポイントとなるのが人間関係です。
介護士の仕事は一人でするものではなく、たくさんのスタッフとチームになって働いていきます。

また、直接一緒に働くわけでなくても、常に多くの職員と接触することになりますので、当然人間関係で苦労すると仕事自体を続けるのが難しくなってしまいます。
実際に転職をして失敗したと思うケース、今の職場が嫌で転職したいというケースの理由のトップ上位には、この人間関係のトラブルがいつも挙がっているのです。

そのため、転職先候補となる施設をチェックする時には、必ず実際の現場に行って、みんながどのように働いているかを見るようにしましょう。
チームとしてまとまって声をかけ合って働いているか、それともバラバラになっているかを確認できます。
また、ちょっとしたスタッフ同士の話し方でも雰囲気が分かりますし、できればミーティングをしている様子を見させてもらって、みんなで一緒に頑張ろうという雰囲気があるかどうかをチェックするのも良い方法です。

事前にきちんと雇用条件を確認しておく

自分のスキルと能力を使って仕事をするわけですから、それをきちんと評価してくれる事業所で働くというのは、仕事を長く続けるために欠かせません。
そのためにも、細かな点までしっかりと雇用条件をチェックして、給料システムや勤務体制を見るようにしましょう。

固定給がいいかどうかというのも大事ですが、残業手当や通勤手当、家族手当がどのくらい出るかというのも大事な点です。
というのも、固定給が低く見えても、しっかりと手当が付く場合は、手取りではとても好条件となることもあり、逆もまた然りだからです。

さらに、残業や休日がどのようになっているかを見ることも、大きな負担を感じずに働くために欠かせないものです。
実際のスタッフの残業状況や、シフトの組み方、急に休みが必要になった時の対応などを確認しておきましょう。

介護施設そのものも見ておく

介護士として働く際には、施設設備の充実度というのも業務のしやすさに関わってきますので、きちんと確認しておきたいポイントです。
ベッドの構造や入浴施設の設備、レクリエーションや食事スペースの状態などは、直接仕事の効率や体力の負担に関係してくるところです。

また、施設そのものが清潔で新しいかというのもチェックしておきましょう。
清潔さを保つように努めている施設は、全体的に業務もしやすく仕事の効率が上がるという傾向がありますので、全体的な雰囲気も大事です。
きれいな施設は入所者も気持ちよく過ごしてくれますので、精神的な負担も変わってきます。